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もしもしホーンを作ろう

  • もしもしホーンを作ろう

材料

ペットボトル,プラスチックコップ,バネ、ビニールテープ

内容

・バネ電話を作る。 ・2つのプラコップをバネでつなぎ,ペットボトルで固定する。 ・糸電話の糸をバネにすると,エコーがかかる。

詳細

 子どもの頃,誰もが遊んだ糸電話は,身近な素材で楽しめる不思議なおもちゃです。プラスチックコップで作った糸電話では,音(声)によって手前のコップの底が振動します。その振動が糸を伝わって向こうのコップを振動させ,耳に音(声)として届きます。  この時,振動のエネルギーが,糸を伝わる間に弱くなってしまいます。もしもしホーンでは,音を伝えるものがバネ(金属)なので,糸に比べると振動エネルギーがあまり弱くなりません。また,伸ばすとかなり長い距離を伝わっていることになり,初めの音とはね返った音との間に時間的なズレができて,エコーがかかるのです。  コップとバネだけでもエコーを楽しめますが,ペットボトルに仕込んだ方がしっかりしますし,持ち運びにも便利です。 ペットボトルの口にコップをかぶせ,油性ペンで切り取り線をかきます。底の部分も,成形線に沿ってきれいに切り取ります。コップの底の中心に穴をあけ,バネの端を2巻きぐらいねじ込んでおきます。バネ付きコップをペットボトルにはめ込み,もう1つのコップとつなぎます。最後に,ペットボトルの底どうしをテープでとめて完成です。  コップにねじ込む時,バネの先端でケガをしないよう,気をつけてください。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) ゆびハブをつくろう ブラックウォールを作って遊ぼう ミニブーメラン メビウスの輪の不思議 ブンブンゼミを作ろう ペンシルバルーン電話で遊ぼう 思いこみで聞こえるカラスとニワトリ

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
物理 音,波動 原理法則の理解,遊び心 13 春夏秋冬
春夏秋冬
室内;
室内
普通
普通
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